目の下のクマに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。目の下のクマは、本当に厄介です。このクマにはいくつかの原因があります。たとえば老化現象のひとつとして、目の下の皮膚が薄くなって表面の血管が透けて見えやすくなったり、遺伝やアレルギーなど自分ではどうしようもない原因や睡眠不足や目の酷使、ストレスなど自分でコントロールできるものがあります。
次に多いのが表情シワ。年齢を重ねていくうえで避けられないものですが、これは乾燥が主な原因です。体にもお肌にも失った水分をたっぷり補わなくてはなりません。
それでは「目の下のクマ」と「表情シワ」を解決するメイク術をご紹介します。
コンシーラーでクマを隠す
残念ながら目の下のクマを薄くするコスメ、あるいは医薬品というものはありません。アイクリームで眼の周りをうるおして、ハリをキープするくらいしか手立てはありません。目の下のクマはやはりメイクでカバーするしかないので、アイクリームは目の下のコンシーラーが滑らかになじむ程度のライトなアイクリームを選びましょう。
目のクマが緑や紫がかったひどい状態に最も適したメイク方法は、ピンク系のコレクターを付けてから、イエローベースのコンシーラーを重ねます。コレクターだけで目立たなくなることもありますが、コンシーラーを重ねることでよりカバー力が高まります。
クマが気になる人は目の上側にポイントを置くと効果があります。クマがひどい人ほど、まぶたにもくすみがあるので、明るい色のシャドウでまぶた全体を明るくしましょう。こうすることで目の下のクマから視線をそらす効果が生まれます。逆に同じ意味から下まつ毛の下のキワにラインを入れたり、マスカラをつけないようにします。視線を呼び込んでしまうからです。
ファンデーションは自然光の下で確認
できてしまったシワは整形手術でもしない限り取り去ることはできません。しかし適切なモイスチャライザーを組み合わせることでかなり目立たなくすることができます。
肌の乾燥がかなり進んでいると感じたら、フェイスオイルから始めてみましょう。セサミ、スイートアーモンド、オリーブオイルなどの天然エッセンシャルオイルが配合されたものを選びましょう。
次に必要なのがスクワランやワセリンなど保湿効果の高い成分を配合した保湿クリームを使います。手のひらでクリームを温めてから優しく肌になじませていきます。このようにまずはメイクの土台となるお肌のケアをしてからメイクに移ります。
メイクはモイスチャーリッチファンデーションなど、ヒアルロン酸などの保湿成分が使われているものを探しましょう。肌の水分を保つ働きがあります。ワセリンがはいっていれば、クリーミーな質感を保つことができます。
大切なのはシワを隠そうとして厚塗りをしないことです。表情筋は特に動きが活発ですから、知らないうちに化粧割れしてしまい、ますますシワが目立ってしまいます。