ポイントは「頭」「尻」「山」。眉でガラリとイメチェン変身術

メイクの中でも眉毛はその印象をガラリと変える有効なパーツです。きれいに見えるには、さりげないメイクが大切です。眉頭は鼻筋を通してくれます。眉尻は顔の奥行きを作ってくれます。眉山は顔を立体的に見せてくれます。「眉頭」「眉尻」「眉山」この3つのポイントを意識して描けば、どこから見てもきれいな顔立ちを演出します。

また、自然な眉には濃淡が必要です。忙しい朝でも「ぼかす」ひと手間を惜しまないようにしましょう。

キレイな眉の最強プロセス
キレイな眉を描くためにはきちんとしたプロセスが必要です。このプロセスを基本にして眉の形を変えて、さまざまな印象を楽しみましょう。

① およその位置に印をつけて眉山を決めましょう。
アイブロウペンシルでだいたいこのあたりという位置に狙いを定めて、眉山の上にラインを5ミリくらい描いておきます。もし、場所がわからなかったり、決めにくかったら黒目外側の端から目尻までの間へ描くとバランスが良くなります。

② 顔を横に向けて眉尻ラインを描きます
顔を横に向けて、眉山から眉尻に向かって顔のカーブに沿うようにラインを下ろします。上のラインが決まったら、眉頭を除いた部分を埋めるように内側を塗りつぶしていきます。

③ 眉頭に影をつけて鼻筋を強調しましょう
眉頭から鼻筋につながるように、軽いタッチで描きましょう。ペンシルを長めに持つと余計な力が入りすぎなくなります。眉頭は太くなるように描くとより自然な眉が出来上がります。

④ 線をぼかして自然になじませましょう。
眉の上のラインにスクリューブラシを寝かせて当てます。眉頭、眉山、眉尻へと順番にすべらせていきます。次にブラシの先端を使って、眉のペンシルで描いたところと、毛をなじませるようにぼかしていきます。

毛の流れはきれいに整っていても、アウトラインがしっかりしていないと顔の印象が何となく寂しげな感じになってしまいます。また眉毛が薄いことで、鼻筋がはっきりせず、立体感のないのっぺりとした顔に見えてしまいがちです。
アイブロウペンシルで適度な太さを出すと健康的な印象になり、小顔効果も出てきます。眉頭に影をつけることで、鼻筋がすっと通って、ホリの深い顔立ちに変身できます。

今日のアプローチはコレ!顔の印象別眉の選び方

◆太眉&上げる
強さの中にも母性を感じさせる眉型です。上がった眉は強さを感じさせ、太さが加わることで柔らかさがプラスされます。相手を包み込むような母性あふれる印象の女性にピッタリです。

◆太眉&下げる
健康的でちょっと甘えん坊さんの印象を与える眉型です。少し頼りなさげで、子供っぽい感じが男性の「守ってあげたい」気持ちを刺激するかも。可愛い雰囲気が作れるので、ちょっと甘えたいときに。

◆細眉&上げる
クールで知的な印象です。童顔を何とかしたい、大人っぽい雰囲気を出したいというときには最適な眉型です。都会的な洗練された雰囲気になりますが、もともと大人っぽい顔立ちの人がこの眉型を使うと少し老けて見えるかもしれません。

◆細眉&下げる
落ち着いた上品さが魅力の眉型です。育ちのよさそうなお嬢様の雰囲気を演出します。ただし、下げ過ぎると寂しそうな、暗い印象になってしまうので注意しましょう。いつもよりもフラットな感じで描くとバランスがいいでしょう。

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