これだけはマスターしたいベースメイクの基本動作

メイクの基本は、とにかくベースメイク。メイクは時代によって流行はありますが、ベースメイクは普遍的です。その動作や手順などしっかりマスターしておきましょう。

この手順は何のために必要なのか、どういった効果があるのか、その意味合いをしっかり理解して手を動かすようにすれば、必ず身につきます。

今まで自己流でやってきたベースメイクを見直せば、全く違う自分が発見できます。まずはベースメイクの基本動作をマスターしましょう。

手の甲で伸ばす
リキッドタイプや練り状のベースメイクは容器から指にとって、そのまま肌につけることはタブーです。なぜなら最初に肌に触れた部分に大量についてしまい、それをあとからきれいに均一になじませるというのは至難の業だからです。
まずは一度手の甲にとって伸ばすというひと手間を入れることで、指にとる量を調節でき、肌全体に均一の量をのせることができます。このステップはどんな場合でも欠かすことはできません。

肌の上にのせる
手の甲で伸ばしたベースメイクを次に肌にのせていきます。頬などの広い範囲にのせるときは指にあまり力が入らないように中指と薬指の第一、あるいは第二関節まで使ってゆっくりと伸ばしていきます。決して横すべりさせてはいけません。ゆっくりパッティングするように指をしっかり密着させることが大切です。
またムラをなくすためにも、一か所にのせるのではなく、伸ばす範囲にまんべんなくベースをのせることもポイントになります。鼻などの細かい部分は指先を使いましょう。

肌の上でのばす
肌にのせたコントロールカラーやファンデーションを伸ばして広げる動きは、最も頻繁に行われるのでマスターしておきましょう。リズミカルに動かして、中指と薬指の指全体を使って伸ばしていきます。伸ばす方向も基本的には肌の内側から外側に向かって細かくスイングさせるように軽くたたき伸ばしていくようにします。こうすることで肌にぴったりとフィットしてムラがなくなり、ナチュラルに仕上がります。決して肌の上で横すべりさせるような動きはいけません。ムラになるだけでなく、下の化粧品がよれてしまいます。

たたき取って、のばす
これはスポンジを使った時の動きです。リキッドファンデーションの仕上げには必ずスポンジでパッティングをします。これはファンデーションの余分な油分を吸い取って表面をなめらかに仕上げる効果があります。さらにこうすることで、化粧もちが格段によくなります。
ファンデーションをスポンジに取ってたたきのばす場合、指でのばすのと同じ要領で内側から外側に向かって細かくパッティングしていきます。ここでもスポンジを肌の上で横すべりさせてはいけません、スポンジは中央に人差し指の先を挟んで面をやや丸く持つと均一に力が入ります。

いかがでしたか?意外と忘れがちなベースメイクの基本。ぜひきょうから見直して実践してみてください!

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