保湿成分と化粧品

保湿成分配合の化粧品と言っても種類は実にさまざまです。保湿化粧品の成分の中でもセラミド成分は最近話題になっているものです。セラミドが多いほど保湿力のある肌になるのですが、セラミドとは肌の表皮細胞の間を埋める細胞間脂質のことだそうです。

本来、セラミドは肌にある成分なので肌には比較的吸収されやすいでしょう。乾燥した肌に潤いを持たせることができるので、繰り返し使うとよいでしょう。セラミドは、年々加齢とともに減少するので、補う効果も得られます。保湿成分として他にヒアルロン酸やコラーゲンもよく化粧品に使われている美肌成分の一種です。

セラミドと比べ、ヒアルロン酸やコラーゲン成分の方が値段は安めです。価格的に言っても、セラミドは主に保湿化粧品の中でも高価な美容液に使われていることがよくあります。多くのヒアルロン酸は、化粧水に配合されています。尿素やビタミン類が配合されているものも、医薬品に近いものでは高い保湿効果があるといいます。

ハンドクリームやボディクリームなどに使われることが多い尿素系の保湿剤は、化粧品にはあまり使われていません。顔に使う化粧品では、尿素系の保湿剤は一般的ではないそうです。ただし肌の弱い人が自分で化粧水を作る場合は、グリセリンに尿素を配合するケースもあります。より一層保湿効果を高めることができます。

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