ボトックス注射による小顔効果

ボトックス注射にはどのような小顔効果があるのでしょう。

美容施療による小顔には、脂肪吸引や骨を削る外科手術が不可欠でした。ボトックス注射の登場により、小顔が以前よりもはるかに簡単に、手軽に得られるようになったのです。

ボトックスによる小顔治療は、咬筋肥大によりエラの張った顔を小顔にする時に限られます。顔が大きく見える咬筋肥大とは、食物を咬む時に使う咬筋という筋肉が発達してしまっている状態のことです。

筋肉は使わずにいると細く小さくなり、よく動かしていると発達して厚くなっていきます。ボトックスを注射し咬筋をしばらく動かない状態にして、筋肉の萎縮を促します。

小顔になれる仕組みは、咬筋の筋肉が小さくなればエラが張った状態が改善されるからです。注射をしてから効果を及ぼすまで1週間ほどかかるのがボトックスです。小顔効果が出るまでじっくり待たなければならないのは、動かなくなった筋肉が萎縮するには1カ月以上かかるからです。

もし咬筋が動かしづらくなっても、側頭筋という筋肉もあります。それほど物を咬むことに支障はありませんが、咬筋を使う機会をあまりガムや固いものを食べないようにして減らすと小顔効果がアップします。

ボトックスの小顔治療は、通常なら数十分程度で終了します。数日経てば消えていくのですが、ボトックスによって口の中に違和感が残る場合もあります。これを乗り越えれば小顔を手に入れることができるのです。

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