■奥出雲町に今も残る、スローで美しいくらし。 1/3■

こんにちは。スタッフのソノコです。
奥出雲町ってどんなところ?マクロビオティックのふるさとって、一体どういうこと??
わたしたちの思いとともに、お話しさせてください。

奥出雲町ってどんな町?


「奥出雲町」は、島根県と鳥取、広島の県境に接する山間部にある、小さな町。
島根県在住の人以外は、普段の生活で、触れることはないんじゃないかなぁ。
わたしも祖父母がこの町に住んでいるので、それこそ、自分のルーツなんだけど…都会で生活していたときは、その存在を忘れていた。
でも、都会から戻ってきて、あらためて、この町と再会して…ここはただ、自然が豊かなだけのいなかじゃないなぁって思う。
東京のある関東平野に住んでいると、風景に奥行きがなくて、どこか物足りない感じだったけど…奥出雲町を訪ねると、あぁ、高い山がなかったんだなぁ。とふと気づく。


中国山地に囲まれ、スサノオノミコトとヤマタノオロチの古事記神話の舞台となった土地だけあって…とてもスピリチュアルな雰囲気。実は、あの江原啓之さんも奥出雲町近辺に頻繁に訪れているらしい。

空気がきれい、水がきれいなのはもちろん。水道水も地下水で、都会のそれのように、塩素くさくない。山に入ると、そこかしこに湧き水があって、温泉もたくさんある。

それに、瑞穂の国の民のいのち、お米がほんとうにおいしい。
奥出雲町のお米は「仁多米」と呼ばれ「東の横綱」新潟県魚沼に対し「西の横綱」と評される米どころ。天皇陛下の海外での晩餐会に使用されたりしてきた。とにかくどこか神聖な場所なんだ。
自然だけじゃない。人々の生活も、いまだシンプルで美しい。
わたしのおじいちゃん・おばあちゃんの家は築80年、はりが黒々として天井が高い、いわゆる古民家。白塗りの壁に、黒いぴかぴかの石見かわらが映える。家の隣には蔵もあるし、台所には現役のかまど。こたつは炭こたつ。庭の梅で梅干しを漬け、味噌も麹から手作りする。
そういう営みが、ごく普通に生活の中に残ってるんだ。


しかも、そういう感じなのは、うちのおばあちゃんの家だけじゃない。特に旧横田町の地域なんかには、立派な蔵つきの白壁の家が立ち並ぶ。
みんな、山から取ってきた山野草で茶花を生けたりしているし、お茶室があるお家もある。
町のコミュニティセンターでも、お茶やお花や着付けや、50種類以上のお稽古事を楽しんでいる。山間の町なのに、妙に風流な感じがする。

山奥にあって、不思議と文化レベルの高い町。それが奥出雲町…。
何でだろう?

次のページでは、奥出雲町の歴史をちょっと振り返ってみます。

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