抗酸化サプリメント

「抗酸化」とは、酸化を防止するという意味であり、ビタミンA、C、E、ベータカロチン(ビタミンAの一種)などが、抗酸化作用を持つサプリメントとして知られています。

 今日ビタミンに関する研究では、抗酸化サプリメントがいかに心臓血管疾患のリスクを低減するのに役立つかということに焦点があてられているものが多くなっています。抗酸化サプリメントである、E、C、およびベータカロチンは、健康増進に役立つ可能性があります。しかし、抗酸化サプリメントがどれだけ健康増進に役立つかに関する研究については、十分なデータが得られていません。そして、米国人の30%が何等かの形で抗酸化物を摂取しています。

ビタミンA、C、E、ベータカロチンが不足すると、人の健康に悪影響があるのは事実ですが、逆に過剰摂取も問題です。

 ビタミンは通常の食事で摂取するのが基本で、その範囲内で摂る分には悪影響が出ることはありません。問題なのは、通常の食事では摂ることがないような大量のビタミンをサプリメントで摂取することです。上記の研究は、このような問題を示唆するものです。

 抗酸化サプリメントは、体内で過剰に存在する活性酸素を除去するという説明がされていますが、これは、「体内には、生体がもつ抗酸化酵素では消せないほどの活性酸素がある」ということが前提になっています。しかし、本当にそのような過剰の活性酸素が存在し、体にダメージを与えているのでしょうか?

 抗酸化サプリメントの説明では、活性酸素の害を煽るばかりで、実際の活性酸素の量についての科学的説明はされていません。

 活性酸素は悪役とばかり考えられていますが、体内では細菌やウイルスの除去に役立っています。また、体内では、酸化反応を使った毒物の代謝も重要な生体維持の仕組みです。

 過剰な抗酸化サプリメントは、本来必要とされる活性酸素を奪って、細菌感染を助長する可能性もあります、肝臓で酸化酵素の働きを妨害して、毒物代謝を遅れさせるとも考えられます。そのような、負の作用が働いて、結果として死亡リスクを高めるとも考えられます。

 いずれにしても、このような事実を客観的に受け止め、サプリメントブームに安易に流されない姿勢は持ちたいと思います。

しかし、抗酸化物とは実際のところ何なのか、そして一体どれだけ重要なのでしょうか?

抗酸化物にはビタミンとミネラルの2つの形態ががあり、酸素が細胞中のその他の化学物質と反応するのを防止する働きがあります。このような反応は酸化物と呼ばれますが、心臓疾患やがんに至る可能性がある細胞障害を引き起こす可能性があります。
 

呼吸で吸い込んだ酸素の一部は、体に有害な活性酸素(フリーラジカル)に変わります。

抗酸化物は、様々な食物に存在しますが、それらは新鮮な果物や野菜により多く含まれています。健全な物質を摂取する健康な食事が、身体に高度な抗酸化物をもたらします。すなわち、フリーラジカル(細胞障害を引き起こす害のある分子)が少なく、より健康になります。

抗酸化物が働き始めると、抗酸化物はフリーラジカルを崩壊させチェインも壊します。身体に多くのフリーラジカルがあると次のようになります。

フリーラジカルは、非常に不安定なので安定した分子から電子を盗むため、それによって分子が不安定になります。これは長いチェインで壊れるまで続きます。これは抗酸化がチェインを壊しフリーラジカルを中性的にします。

中性化の過程で、抗酸化物は中性化します。従って、抗酸化物も酸化します。これは、身体が、これらのフリーラジカルと闘い続け、それらが増殖するのを防ぐために一貫した抗酸化物を必要とする理由です。

今日、我々の多くが摂取する食事では、我々は自分達が食する食事から最も多くの抗酸化物を得ていない可能性が非常に強いと言えます。そして、身体は抗酸化物のレベルを常に満たす必要性があることを覚えておいてください。これが、抗酸化サプリメントが、入るところです。

十分な果物や野菜を摂取していなければ、十分な抗酸化物を摂取していない可能性があります。したがって、抗酸化物サプリメントなどの代替物が必要になります。

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